まちネタ

金沢発の自転車施策が大阪進出☆

人と街をつなぐコミュニケーションツール。

金沢レンタサイクルまちのり。

 

本日は2本立て。

まずは、「まちのりハイブリッド」のお話。

金沢市観光協会様のホームページにて、「まちのりハイブリッド」の体験リポートを掲載していただきました。題して、「まちのりハイブリッドでお手軽サイクリング♪」

快適な乗り心地の電動アシスト自転車で、犀川沿いのサイクリングロードを走り、日本海を見に行くというこの企画。ここに「まちのりハイブリッド」を取り上げていただき、感謝感激でございます。

取材をしていただきました金沢市観光協会の皆様、いつもお世話になっているアーテックスKさんにこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

下記URLより、ぜひ、体験リポートをご覧くださいね☆

https://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/feature_report2013_3/

 

続いて、ちょっと「まちのり」から外れますが、自転車通行空間整備のお話。

金沢発の自転車施策である「自転車走行指導帯」が、全国に普及しつつあります。

そのひとつが、大阪市中心部の本町通の500m区間にてお目見え。

大阪市は、自転車の利用率が日本一の自転車先進都市。

しかし、これまで車道部での自転車通行空間は整備されてきませんでした。

そんな中、大阪初の自転車=車両を意識した自転車走行空間が完成。

その概要は、下記URLをご覧くださいね♪

https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000232731.html

以下、わたくしが撮影してきました写真をもとにご紹介しますね☆

 

こちらが起点部。

交差点部はクルマの右折車線などがあり、幅員が確保できないことから、自転車マークや矢羽表示にて「車道混在」であることを明示。この自転車マークの向きは、金沢の整備事例を参考にしていただいたとのこと。素晴らしい!

ちなみに、「普通自転車歩道通行可」の規制はそのまま継続。基本は車道ですが、危険を感じる場合には歩道も通れるという柔軟な対応です。

ルール通り、きちんと左側通行する自転車を発見。

すでに整備効果が出始めているようです。

交差点の横断についても、きちんと自転車の通行位置を明示。

歩道上でも「歩行者優先」や「車道寄りをゆっくり」といった路面表示があり、ユーザーへのコミュニケーションが図られています。きめ細やかな対応。

左折車線では、クルマに対して「自転車注意」、自転車に対して「自動車注意」の表示。フェアプレーの精神で、車道内でもお互いにゆずりあえば、安全に通行できますね♪

 

このような車道内での自転車通行空間の整備。じつは、金沢発の自転車施策なのであります。

金沢市内では、細街路での整備を中心に、合計約10kmがすでに完成。今後もネットワークとして広まっていくようです。

今回の大阪の事例は、幹線道路での対応のお手本となる取り組み。ぜひ金沢に逆輸入して、歩行者・自転車・クルマのみんなが安全に安心して通行できる道路環境づくりに活かしていければ良いなと思います。

「まちのり」で安全に走れる金沢のみちづくりに、こうご期待なり☆

それではまた。