まちネタ

金沢のまったりスポット(片町編)

金沢のおもてなし向上アイテム。
金沢レンタサイクルまちのり。

本日、台風27号は足早に日本列島を離れ、全国的に天気は回復する様子。
しかし、全国的に冷たい北風の影響で気温が下がるので、注意してくださいね!

 

さて、本日のブログは久しぶりに金沢の"まったりスポット"をご紹介します。
寒い時期は身も心も温まる空間でまったりできたら最高ですよね☆


今回は香林坊109裏手にある「ローレンス」さんをご紹介します^^
レトロ調の書体でローレンスと書かれた看板が目印。

入口はなんとビルの3階。
興味を持っても一見さんはなかなか勇気がいるかもしれませんね。
しかーし、Sueは勇気を出して(?)足を踏み入れました。
入口へはビル正面右手のらせん階段から上がります。


ここでワンポイント。
ここローレンスさんは作家、五木寛之さんが作家生活を始めた時に通い詰めていた
喫茶店として有名なんです。
直木賞を受賞した「蒼ざめた馬を見よ」の原稿もここで執筆していたそうですよ~!


店内はこじんまりしていますが、アンティークの照明や家具、朽ちた植物などが置かれたセピア調に統一されていて素敵です。


どこに座ろうかと思いましたが・・・既に常連さんでいっぱいなので自動的に席が決定(笑)


女性店主さんからメニューをもらうといきなり一言。
『今日はトースト、スイーツは全滅。あとはたぶん大丈夫。』
衝撃的でしたが、どうやらその時々で可能なメニューが違うようです(汗)

今回はスペシャルアイスコーヒーを注文。
さらにお菓子が付いてきました。
昔はコーヒーを注文するとゆで卵がサービスだったそうですが、
現在はその名残で何個かお菓子をサービスしてくれます♪

ナイスなおもてなし☆

どの席も狭小でまるで個室のような空間でとても落ち着つく。
常連さんはこの雰囲気が好きなんだろうな~と思っているといつの間にやら2時間ほど居座ってしまいました・・・(笑)


お会計の際に、店主さんから
『あなたが座っていた席は五木さんが座っておられた席で、ちょうど向かい合うように座っていたのよ』と言われました!
なんと、光栄な席に知らず知らず座っていたなんて・・・これは何かご利益があるかもしれません☆

その席がどこかは・・・来店して探してみてください^^


そして最後にワンポイント!
店主さんいわく、喫茶の"喫"は喫煙の喫。

純粋に喫煙してお茶を飲んでほしいという思いのもと、なんと現在まで48年5カ月間、年中無休で営業しておられるそうです!
キリの良い50年目までは休業日を作らないんだとか。

 

なるほど・・・何事も継続していくことが地域や市民に愛される秘訣なんでしょうね。
これはまちのりの"おもてなし"にも通ずることだと感じました。

 

こんな素敵なまったりスポット、ローレンスさんの位置はコチラ。
片町ポートから徒歩5分圏内。片町でまったりしたい時にぜひお試しあれ。

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