恐るべし!Seoul Bike(ソウル・バイク) 体験記☆
金沢のまちが、もっと好きになる。
金沢レンタサイクルまちのり。
先週は、なんと韓国から生放送でお届けした水曜日のmk特番。
先週の予告どおり、今回も韓国ネタをお届けいたしますね♪
今回は、韓国の首都ソウル市のビジネス街「汝矣島(ヨイド)地区」で行われている公共レンタサイクル「ソウル・バイク」(Seoul Bike)の体験記でございます。
ソウル・バイクのサービス概要につきましては、下記のホームページ等をご覧くださいね。
▼Visit Seoul
▼ソウル・バイクHP
https://www.bikeseoul.com/index.do
わたくし、異国の地であろうとも、時間がなくとも、公共レンタサイクル(コミュニティサイクル)があれば乗ってみなければ気が済みません。
行動を同じくしていた石川県内の異業種の方々も関心するほどの病的な執着(笑)。
今後、ソウルに行かれる予定の読者の皆様には、ちょこっと有益な情報となっております。
まず、ソウル市の中心部に位置する「光化門」から地下鉄で15分ほどの「汝矣島」(ヨイド)へ。
1番出口の階段を上がると、さっそく「ソウル・バイク」に会えました!
ソウル市が提供する公共レンタサイクル。ステーション(ポート)数は25箇所。
▼こちらが「ソウル・バイク」のステーション。
▼赤色の自転車たちが街に映えます。
▼ハンドルの部分には「スマート・ターミナル」が!これは後ほど登場します。
▼端末機には防犯カメラ(CCTV)が設置されています。
さて、さっそく登録手続きにチャレンジ!
以下、タッチパネルの操作を一挙ご紹介なり☆
ご利用の際にはぜひ参考にしてみてくださいね~♪
▼まずは、恐れずタッチパネルにふれてみよう。
▼画面右下の「English」ボタンをタッチ。
▼画面が自動的に観光客向けに切り替わります。
利用料金は、なんと1日1,000ウォン(日本円で100円未満)とかなりお得!
ただし、1時間を超えて継続利用すると追加料金(30分につき1,000ウォン)が取られるようなので注意が必要。
▼次に進むと、利用規約の確認画面へ。
▼同意して次に進むと、パスポート番号入力画面へ。
パスポートは常に携帯しておきましょう。
▼つづいて、生年月日を入力。
▼続いて、パスポートの国コード(カントリーコード)を入力。日本の場合はJPN。
▼続いて、氏名を入力。スペースは不要なり。
▼通信でパスポート情報を照合。OKであれば支払い画面へ。
▼支払いは「ソウルシティパスプラス」(Tmoney)カードのみ。
日本のスイカのようなもの。このカードは、地下鉄の駅などで購入&チャージできますよ♪
カードの価格は2,500ウォン(200円程度)。1,000ウォン以上のチャージをお忘れなく。
▼支払いを終えると、画面に6桁のパスワード番号が表示されます。
しかし、「まちのり」のように、紙では出力してくれません!
画面も20秒程度で消えますので、番号のメモをお忘れなく!
以上で、初期登録は完了です。
ここからは自転車のレンタルについてご紹介。
発行されたパスワード番号を、自転車のハンドル部分に登載された「スマート・ターミナル」に入力してロックを解錠するんですねぇ。
驚くことに、このスマート・ターミナルは音声案内付き!!
韓国語での案内のみではありますが、かなりクオリティの高いサービスとなっています。
▼スマート・ターミナルの左側のオレンジボタン(Take)を押すと、1番と2番のボタンが出てきます。
▼右側の「2番」のボタンを押すと、6桁のパスワード入力画面に移ります。
ここで、先ほど画面上に示されたパスワード番号を入力すると、めでたくレンタル完了です!
▼ここから音声が出ています。
▼この自転車でソウル市内を快走なり☆なかなかの乗り心地ですよ♪
自転車に乗っていると、さらに驚くべきことが。
ハンドル部分の「スマート・ターミナル」が、レンタル時間の計測をしているではありませんか!
また、速度メーター、走行距離、消費カロリー、CO2削減量も表示しているではありませんかー!!
さらに、自転車をラックに挿入・返却すると、勝手に充電されているではありませんかーー!!!
・・・・オー・マイ・ガッ!・・・・
なんて優れているんだ。
なんて進んでいるんだ。
恐るべし、ソウル・バイク!!
▼スマート・ターミナル・・・素晴らしすぎます!まちのりにもほしいなぁ☆
そして、ソウル市では前大統領の時代に、自転車通行空間整備にも大々的に着手。
日本でいうところの自転車道や自転車レーン(自転車専用通行帯)がしっかりと整備されています。
▼ソウル市内の自転車レーンなり。車道外側線は黄色です。
▼これは自転車道かな?韓国は右側通行です。
これらのほか、双方向や歩道での分離など、柔軟に対応されていました。
▼いわゆる自転車横断帯にも破線が引いてあります。
少ない時間ではありましたが、ソウル・バイクのおかげで、「汝矣島水色舞台」や「63CITY」などの名所をぐるり。
楽しく充実した時間を過ごすことができました。
やっぱり、コミュニティサイクルは便利ですなぁ♪
▼こちらが汝矣島水色舞台。
漢江の向こう側に、ソウル市街の高層ビル群が見えます。
▼こちらが63CITY。まさに建築美。
最上階の63階から、ソウル市街の美しい風景を眺めることができます。
▼あいにく曇り空でしたが、漢江沿いが美しい・・・。
いや~、恐るべし「ソウル・バイク」。
スマート・ターミナルは、ぜひ我らが「まちのり」にも導入したいアイテム。
いったい、システム開発&製造にどれくらいのコストがかかるのだろうか・・・。良い宿題ができました♪
さらなるリサーチを重ね、「まちのり」のグレードアップに役立てていきたいと思います。
それでは、来週の水曜日もお楽しみに~☆
PS)
他のステーションでは、カップルで利用する若者の姿や、隣接する路上のお店でくつろぐお客さんの姿が。
まちづくりのツールとしても、かなり浸透しているように感じました。素晴らしい!