「自転車活用推進計画」が閣議決定!
日曜担当のmkです。
さる6/8(金)に「自転車活用推進計画」が閣議決定されました。
同計画のポイントは下記の通り(国交省HPより抜粋)。
➀歩行者と分離された「自転車通行空間の整備」について、各地方公共団体による整備を促進するため、「地方版の自転車活用推進計画」策定のための手引き書をとりまとめ、周知することにより、47都道府県を含む200の地方公共団体での策定を目標として、自転車活用推進計画の策定を促進。
➁新たな観光として人気が高まっている「サイクル・ツーリズムの推進」について、官民連携して先進的なサイクリング環境を目指すモデルルートを40ルート作るとともに、国内外にPRするために我が国を代表するナショナルサイクルルートの創設を検討。
➂近年、利用者が拡大しているシェアサイクルについて、サイクルボートの設置数を現行から倍増させ、1,700箇所設置を目指すことによりシェアサイクルを新たな都市交通システムとしての地位を確立。
➃自転車の安全な利用を促進するため、国民の交通安全意識の向上に資する広報啓発活動等を促進するとともに、全ての学校において、交通安全教室の開催等発達段階に応じた交通安全教育を実施。
ちょっと難しそうな内容も含んでいますが、この計画の最も素晴らしいところは、
「自転車の活用を促進することで、国民一人一人のQOL(生活の質)の向上につなげていく」
というベーシックな理念を明記したところだと感じています。
(少し前のブログにも記載)
この理念を国民・市民や行政&民間関係者がしっかりと共有することで、自転車だけでなく徒歩や公共交通、クルマやバイク、新しいパーソナルモビリティも含めた「人中心のまちづくり」に本格的に舵を切れるのではないかと考えています。
この計画の策定を契機に、各自治体も自転車というツールを活かしたまちづくりを展開することで、人や自然、歴史、文化との温かい接点をたくさん持てる素敵なまちが増えればと心から願っています。
▼人とまちをつなぐコミュニケーションツールとして大きな役割を果たしている「まちのり」。推進計画の策定を良い契機として、これからもユーザーの皆様のために走り続けます!
ではまた。