まちネタ

憧れの街:フランス・リヨン

北陸・金沢の雪も一段落。
今日は久々の「憧れの街」シリーズです。

今回はフランスのリヨンをご紹介。
昨今のコミュニティサイクル・ブームは、このリヨンでの成功が発端とされています。
パリのほうが大規模に実施しており、大都市でもあるので、そちらが先かと思われがちですが、実はリヨンのほうが先なんだそうです。

・自転車4000台、ポート340箇所の規模。
・クレジットカード必須。
・ポートの配置は概ね300m間隔で、徒歩で探せる距離。
・1日1ユーロで何回でも乗れる。ただし、30分以上利用すると追加料金が加算。
・自転車と駐輪ラックの台数比率は概ね1:1.5~2

などなど、今日のコミュニティサイクルのベースを作りだした都市です。
金沢レンタサイクル「まちのり」も、これらの成功例に習っています。

現地でまず驚いたのは、たくさんの市民や観光客が利用しているということ。
リヨンの街には、トラムやケーブルカーといった多様な公共交通が用意されており、コミュニティサイクルもその一つとして確実に定着していることがわかりました。
トラムのステーションのすぐ横にサイクルポートがあり、公共交通どうしの連携もしっかりと考えられています。んーーー素晴らしすぎます!
自転車の走行空間もきっちり明示されており、車道を走ってもクラクションを鳴らされる心配はありません。

赤い後輪カバーが街に映える最高の移動ツール。
その名も「Velo’v」(ヴェローブ)。
自転車を意味する「Velo」と、愛を意味する「love」を組み合わせた造語です。
まさに、たくさんの人に愛されている印象を受けました。
「まちのり」も、多くの人に愛されるよう、頑張っていきまーす☆

リヨン1

リヨン3 

リヨン4 

リヨン2 

by  m.k.