自転車の目線で金沢(旗・幕と建築物)を観てみよう VOL.8
2月27日 今日も多くの方々に利用して頂きました。
国公立大学の2次試験前期日程も終わりほっとしていることと思います。まだ後期試験もあります。「学都」金沢で一緒に学びませんか。
今日から学生アルバイトさんが土日、祝日に事務局勤務となります。大変助かります。そこで先ずは一言お願いいたします。
お久しぶりです!!本日のまちのりバイトのふっきー(復帰?)です。
数か月のブランクで、説明がしどろもどろでした(笑)
明日までに調子を取り戻したいと思います!!
これからもよろしくお願いします☆
今回は、金沢の伝統工芸である提灯、のれん、旗、を大正時代から制作されている玉さく旗幕商会(六枚交差点近く)と建築物をご紹介します。
昨年忙しい中、4代目のご主人様よりお話を聞かせて頂きました。
創業当時、昔懐かしい夏の風物である蚊帳(かや)の製造から染め物へと移り、現在に至っているとのことです。近年は、事前打ち合わせにじっくり時間をかけて商品仕上がりのイメージをご提示しながら制作されているそうです。
▼まちのり君(のれん、はっぴ達がお出迎え)
▼加賀提灯と4代目ご主人(加賀藩主前田氏の家紋は梅鉢紋)
▼はっぴ、手ぬぐいなど(納得のいかない商品は納品しないので残っています)
玉さく旗幕商会のもう一つの特徴は、建築物の左右の2階床高さが異なっていることです。
正面から向って左側の床が5cm下がっており、柱や壁が左に傾いています。建築物を見に来られる外国観光客が多く「イタリアの世界遺産ピサの斜塔みたい」と人気があります。1階をしっかりと補強しているので「安全して下さい」とのことでした。
全面改修をすれば全て建て替えとなり、今の趣が無くなるので補強しながらいつまでも残して頂きたい建築物です。
▼レトロな洋風建築(玉さく旗幕商会)
金沢の街は、レトロ建築物と現代建築物が融合しています。
▼尾山神社(1873年創建の擬洋風建築遺構)
▼石川四高記念文化交流館(1891年完成 旧第四高等中学校本館)
▼石川県立歴史博物館(1909年兵器庫が歴史博物館として1986年に移転)
▼金沢市民芸術村(1923年大和紡績金沢工場として開業 1996年には市民の文化芸術活動の場として利用)
▼自由軒(1909年創業 ひがし茶屋街にある洋食屋さん)
▼北國銀行武蔵ヶ辻支店(1932年旧加能合同銀行本店をランドマークとして2007年に曳家)
▼北國銀行片町支店(1965年完成 片町スクランブル交差点にある建築家好みのデザインに優れたビル)
▼金沢21世紀美術館(2004年10月9日開館 雲を測る男:ヤン・ファーブルの作品)
▼金沢駅 鼓門・もてなしドーム(2005年3月完成 2011年12月には世界で最も美しい駅14に選出されました)
▼金沢海みらい図書館(2011年5月21日開館 世界の魅力的な図書館ベスト20 約6,000個の開口部)
▼鈴木大拙館(2011年7月18日開館 設計者は谷口吉生氏)
金沢の建築物探訪も良いものですよ。
今日もご利用ありがとうございます!