まちのりで工房&ギャラリーめぐり(9/6)
金沢のまちが、もっと好きになる。金沢レンタサイクルまちのり。
水曜担当のm.kでございます。季節の変わり目で少し風邪も流行っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか??ワタクシも少し体調がシャキッとしない今日この頃ですが、気合入れて頑張っていきましょう♪
さて今回は、先週に引き続き、「こまちなみなーと2015」で開催させていただきました「まちのりで工房&ギャラリーめぐり」の9/6分をお届けいたします。
が、しかし・・・
当日はあいにくの雨模様。
ということで、「まちのりで・・・」というタイトルでしたが、徒歩に切り替えてアート&クラフトのまち大野をめぐるツアーを開催いたしました。
当日は6名の方々にご参加いただき、自転車から徒歩への変更にもご快諾いただきました。心より感謝申し上げます。
ツアーガイドはもちろん紺田さん。雨の中でも素晴らしいトークを展開していただきました。ありがとうございます。
それでは、順番に写真で振り返っていきましょう!!
①コミュカフェともちどり(紺田さん)
オーナーである紺田さんが自らの資産をコミュニティカフェとして活用。醤油蔵のリノベーション案件に参加者の皆様も最初から興味津々。紺田さんの説明にも熱が入ります。
②suetukuri(岩崎さん)
続いて、ともちどり向いの醤油蔵を活用した「suetukuri」さんへ。ちょうど醤油さしを組み立てるワークショップの最中でしたが、岩崎さんにも少しお話いただき、参加者の皆様からの質問にもお答えいただきました。どれも温かみのある素敵な陶芸作品であり、岩崎さんの温かい人柄がにじみ出ています。
③スタジオプラスG(市川さん)
続いて、suetukuri向いのガラス工房「スタジオプラスG」さんへ。広々とした醤油工場を改装した工房内では、いくつかの体験型ワークショップが行われていました。ガラス作家の市川さんからも少しお話をいただき、素敵な作品の数々や歴史ある建物を参加者の皆様とともに拝見しました。ガラス作品に限らず、風船アートなど様々なジャンルをこなす多彩な市川さんの「ものづくり体験道場」は、こまちなみなーとに欠かせないラインナップとなっています。ありがとうございました!
④もろみ蔵(紺田さん)
オーナーである紺田さんが自らの資産をギャラリー&カフェとして活用。平成10年のオープンから17年。大野の拠点、不動の4番バッターとして多くの人に利用されています。ここでさっそく「醤油ソフトクリーム」をいただきながら、紺田さんの解説に耳を傾けます。至福のひと時♪
続いて、雨の中を少し歩いて、芋蔵をリノベーションした「海辺のアトリエ」へ。前日の土曜日にはご都合があわなかったのですが、日曜日には山本基さんご本人がアトリエで温かく迎えてくださいました。
醤油蔵を活かした大野のまちづくりの起点となった「くらくらアートプロジェクト」から約17年。いまや「塩のインスタレーション」で世界的にご活躍されている山本さん。
そのご本人から、作品に込められた思いや、使用している塩の裏話、インスタレーションの工夫点など、たくさんの貴重なお話をうかがうことができました。詳細は出し惜しみ♪気になる方は、ぜひ次回のツアーにご参加くださいね笑。
「なぜ大野だったのか?」という参加者からの質問では、「紺田さんのような人がいたから」との回答。やはり、人と人のつながりから素晴らしいアクティビティが生まれるのだなぁと実感しました。
最後に、可愛らしい娘さんも交えて記念撮影。奥様にシャッターを押していただきました。わずかな時間でしたが、すごく濃密で心に残る体験となり、参加者の皆様からも「すごく良かった!」、「ご本人に会えるとは思わなかった!」との感想を何度もいただきました。
山本さんとご家族に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
⑥ぎゃるり・いっかん(中村さん)
続いて、再びみなと橋を渡り、中村さんご夫妻が営む「ぎゃるり・いっかん」さんへ。外観は何気ない一軒家のようですが、中は素晴らしいギャラリーとなっており、喫茶としてもご利用いただけます。土曜日には「いっかん窯場」を拝見できたのですが、この日は雨のためショートカット。少し残念でしたが、たくさんの可愛いネコのオブジェがお出迎え。参加者の皆さんもテンション上がってました♪
⑦たくまポタリ―(宅間さん)
ツアーもいよいよ最後のポイント「たくまポタリ―」さんへ。三津守醤油さんの蔵をリノベーションし、陶芸工房&ギャラリーとして活用されている宅間さんは、とっても人気の陶芸作家さん。大野に来られてまだ1年も経っていませんが、もはや大切なキーマンとしてあらゆるメディアにも取り上げられています。何を隠そう僕もファンの一人。工房にうかがい、宅間さんの作品に触れるたびに心が癒されます。三津守さんから引き継がれた醤油蔵をとっても大切に思い、その面影を残しながら作陶に打ち込んでおられる姿は必見です。
当日は、なんと温かいお茶とお菓子でおもてなしをしてくださいました。雨で肌寒い中だったこともあり、身に沁み入るあったかくて美味しいお茶に感謝感激でございました。
今回のツアーの試走にもおつきあいいただいた宅間さん、本当にありがとうございました!
⑧おまけ:再びもろみ蔵
約2時間のツアーを終えた参加者の皆さんが最後に向かったのは、再びもろみ蔵。
なぜなら、山本基さんの作品を拝見するため。
最初にもろみ蔵を訪れた際に「説明を忘れてた!」と紺田さん。海辺のアトリエでのお話を踏まえて作品を鑑賞。塩のインスタレーションは、形に残らない唯一無二の作品ですが、これは基さんとしても形に残っている貴重な作品のひとつ。
この作品を拝見し、ツアーはコンプリート。
雨の中、ツアーにご参加いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。約2時間のツアー、いかがだったでしょうか?
ご協力いただきました作家の皆様やツアーガイドの紺田さんのおかげで、アート&クラフトのまち・大野の魅力が十分に伝わる内容だったのではないかと思います。
土曜日は自転車、日曜日は徒歩ということで、僕自身、貴重なツアー経験をさせていただくことができました。次回はもっともっと大野のことを勉強して、少しでも紺田さんのサポートができるよう頑張りたいと思います。
このような貴重な機会をいただきました大野こまちなみ研究所の皆様をはじめ、「こまちなみなーと2015」に関わったすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
次回の「こまちなみなーと」を楽しみにしております♪
ではまた。