iPhoneアプリ「tetote」のテスト開始~!
金沢のまちがもっと好きになる。金沢レンタサイクルまちのり。
本日も暑い中、たくさんのご利用をいただき、誠にありがとうございました。午後からは雨となってしまいましたが、金沢のまちをご堪能いただけましたでしょうか?北陸新幹線開業の熱気冷めやらぬ金沢ですが、まちのりご利用の際はくれぐれも安全運転で、ゆっくりと街並みをお楽しみくださいね♪
さて、本日はiPhoneアプリ「tetote」(テトテ)の社会実験スタートに関する話題をご提供いたします。
7/21~9/30までの約2か月間、実験的に導入される「tetote」。この名前は、「まちの情報が手から手へわたっていく」という意味に由来しています。
▼tetoteスタート!
このアプリは、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の小國教授の研究室で開発されたものであり、最大の特徴は、「Bluetooth」を介して情報がやりとりできること。つまり、通信環境が遮断されても、機器どうしの通信で情報をやりとりできるのです。これは素晴らしい!
百聞・百見は一行にしかず。まずは使ってみるべし!!
操作手順は以下の通りです。超簡単です。
①「tetote」をお手持ちのiPhoneにインストール
②Bluetooth機能をオン
③アプリを起動して「共有スイッチ」をオン
④情報配信スポットの近くにアクセスして情報GET!
※開始当初は、8か所のまちのりポート(金沢駅B、十間町、東山、広坂、兼六園、本多町、にし茶屋、長町)で情報を配信しています。
▼tetoteのトップ画面
そうすると、8か所のまちのりポートから配信される各種情報を自動的に受信することができます。また、その情報は、別のtetoteユーザーへBluetoothを介して伝播していくのです。
ここがこのアプリの特徴その2であり、受信した情報を同じアプリユーザーへと「伝染」させることで、情報を拡散していけるのです。
この仕組みが高く評価され、2年前のKANAZAWAスマホアプリコンテストでは市長奨励賞を獲得されました。そういったご縁もあって、金沢市ICT推進室のM室長にコーディネートしていただき、今回の社会実験に至ったのであります。小國先生には「まちのり」に着目していただき感謝感激でございます。
ちなみに、取得した情報は、「一覧から探す」ボタンで一覧表示もできますが、「地図から探す」ボタンを押すと、地図上にサムネイル画像がプロットされているので、位置関係がとってもわかりやすくなります。
▼情報をGETするだけでなく、その情報をすれ違いざまにシェア!
tetoteの簡単な説明リーフレットを屋根付きの5か所のまちのりポート(金沢駅B、十間町、広坂、にし茶屋、野町駅)に設置してありますので、ぜひ手に取ってご覧ください。ちなみに、このリーフレットはiPhone6とほぼ同じ大きさとなっています。
▼tetoteリーフレットは端末機の側面にありますよ♪(上記5か所のみ)
まだまだテスト段階ということで、アプリを入れて起動し、情報配信ポートの前にいってもなかなかデータが来ない場合があります。不確実な部分もありますが、逆にその不確実さを楽しむくらいの気持ちで、どのような情報が手に入るのかぜひ試してみていただきたいと思います。
現在は、主にまちなかの文化施設や公衆無線LANの情報がメインですが、今後、お店で使えるクーポン券なども配信予定ですので、ぜひぜひお試しくださいませ!
iPhone限定ということで、アンドロイドユーザーの皆様には申し訳ございません!実験がうまくいけば、もしかするとアンドロイド版に発展するかもしれませんね。
ということで、iPhoneアプリ「tetote」のご紹介でした。
ではまた。