「金沢おでん」はしご旅
新幹線を降りたら まちのりでどうぞ
連日寒い日が続き、さすがに自転車には厳しいです。
いよいよ空気も乾燥し、インフルエンザが流行の兆し...皆様体調管理にご注意ください!
今回は、寒い季節には、食べて温まり心も体も癒して欲しい、金沢名物「金沢おでん」のお話♪
なんと金沢は、おでんの店が日本で最も多い地区なんですよ。
ズワイガニのメス、香箱ガニの身や内子を甲羅に詰めた「カニ面」が美味しいとの噂を聞き、おでん好きの私としては、食べないわけにはいかず早々、食べに行ってきました。
11月下旬「まちのり」で、金沢の紅葉を鑑賞した後、「カニ面」がある店と聞き、片町スクランブル交差点近くにある「おでん赤玉本店」を目指しました。
「おでん赤玉本店」は、昭和2年創業の老舗であり、昼も夜も多くのお客さんが並ぶおでん屋さんです。
夕方5時頃、のれんをくぐって、カウンターに座り、まずは、「カニ面」を注文、出てくるまでの間、大根、昆布、焼き豆腐、銀杏、車麸が入ったおでんの盛り合わせを食べながら「カニ面」を待ちます!
カニから取り出した身や内子が、カニの甲羅にぎっしり詰めてあり、おでんの出汁とカニの甘味、風味が口の中に広がるなんとも贅沢な一品☆
「カニ面」の香箱ガニは、数の保存の為、年内で漁が終了とのことです。「カニ面」に出会えるのも約2ヶ月間です。また、数に限りがありますから、売り切れの日が多いとのことです。
すでに、現在の金沢は悪天候で、カニ漁は不漁!
市場では、通常の1.8倍の値がついている異常事態...今思えば、今年の初物で頂いたこの「カニ面」が、今シーズン最後になるかもしれませんね。
それぐらい市民、県民でも出会うことがなかなかできない貴重なんです!他の店にも「カニ面」があるとお聞きしています。皆様も是非、御賞味下さい。
おでん三幸本店(片町1丁目10-3:片町スクランブル交差点近く)
この素晴らしい味にとりつかれ、再び11月30日夜、兼六園のライトアップ観賞後に、金沢百番街あんと内にある「おでん黒百合」に行ってきました。
「おでん黒百合」は、昭和28年創業のお店で金沢駅内にあります。
今年7月17日に、金沢百番街「あんと」内にリニューアルオープンしました。駅利用者や市民の方など多くのお客さんが並ぶおでん屋さんです。
のれんをくぐり店内に入り、席を確認☆ やはりカウンターが良い。
おいしそうなおでんの香りを傍でかぎ、自分の注文の盛り付けを見ることができる、このワクワク感....だからカウンターはたまらない。
まずは、がんも、玉子、大根、車麸、続いて、フキや、厚揚げ、じゃがいもなど順次、注文しました。
食べすぎか...!?と自問自答しながら...食は止まらない(笑)
残念ながら「カニ面」は、ありませんが、おでんだけでなく冬季限定の新鮮な逸品や新鮮な魚、治部煮など金沢の味が堪能できるお店です。さらに定食なんかもある、とても魅力的なお店であります。
今回は、有名どころをご紹介しましたが、金沢にはまだまだ、多くのおでん屋さんがあり、そのお店独自のメニューの探索も楽しいかも...
やはり、冬のおでんは、最高です。
「まちのり」でアクティブに動いても、やはりこの季節ちと寒い!
裏路地の金沢らしい「おでん屋」みつけて、冷えた体を温め下さい。
皆様、ご存知だとは思いますが、飲酒運転は絶対だめですので
おでん屋を出たら、バスでどうぞ♪