ドナ☆スタ71回目
金沢を師走と走る!「まちのり」
今週は荒天が続いており、まちのりは小休止といった状態です。ご利用の際は十分に注意して乗ってくださいね!
週末のイベントをご紹介♪
一つ目は、「あえのこと(田の神迎え)」
▼あえのことの様子
【場所】能登一円【日にち】12月5日(金)【概要】「あえのこと」は、稲作を守る田の神様に祈り、感謝する奥能登の代表的な民俗行事で、昭和51年に国の重要無形民俗文化財に、平成21年9月30日には世界無形遺産に登録されました。
12月5日、1年の収穫を終えた田んぼから夫婦神である田の神様を迎え、ごちそうでもてなします。長く厳しい冬を家族と一緒に過ごした田の神様は翌春の2月9日に田んぼに送られます。私達が美味しいお米が食べられるのも、生産者、流通者、販売者、そして稲作を守る田の神様のおかげですね。感謝して日々のご飯を食べましょう!週末には「あえのこと」の様子が全国放送されるかもしれませんね。
さて、能登の伝統行事を紹介しましたが、「金沢」の昔のくらしを知ろうということで「金沢くらしの博物館」に行ってみました。
▼飛梅町にあります
金沢くらしの博物館は明治32年(1899)に「石川県第二中学校」(通称・金沢二中)の校舎として建てられた木造校舎を活用した博物館です。昭和53年(1978)6月に金沢市民俗文化財展示館として開館し、主に金沢市民から寄贈していただいた資料を中心に約2万点を所蔵しています。町家のくらしを思わせる生活用品や、戦後の大きな生活様式の変化を象徴する電化製品、金沢の人生儀礼や年中行事などに使われた品々、そして職人道具などを展示しています。
平成19年(2007)に、内容が分かりやすく親しみやすい館名にしようと「金沢くらしの博物館」と改称し、現在に至ります。また、「飛梅町」は主計町に続いて旧町名が復活した町です。
ということで二つ目の紹介は、金沢くらしの博物館 企画展&季節展示
1.企画展「金沢旧町名町づくし」
▼加賀万歳「町づくし」の人形
【場所】金沢市飛梅町 金沢くらしの博物館【日時】12月6日(土)~平成27年3月31日(火)【概要】かつて金沢市内にあった町名の数々を唄い上げる加賀万歳「町づくし」を中心にさまざまな資料を紹介します。
2.季節展示「天神堂展」
【場所】金沢市飛梅町 金沢くらしの博物館【日時】12月6日(土)~平成27年1月25日(日)【概要】正月に男の子の成長と学問成就を願って飾られた金沢の「天神さん」などを紹介します。
三つ目は、「石川近代文学館 朗読会「妻が椎茸だったころ」
【場所】金沢市広坂、石川四高記念文化交流館2階(香林坊ポートから徒歩1分)【日時】12月6日(土)14:00~15:00(13:30開場)【参加料】無料【概要】中島京子著の今年の泉鏡花文学賞受賞作を「劇団110SHOW」の高田伸一が朗読します。
四つ目は、「金沢蓄音器館イベント「ウィーンによろしく~千田日記が語るクラシック名盤・珍盤」
【場所】金沢市尾張町、金沢蓄音器館(尾張町ポート)【日時】12月7日(日)14:30~【参加料】500円【概要】ウィーン留学経験のある千田日記氏(本名・高山俊昭金沢大学名誉教授/音楽評論家、エッセイスト)がSP盤クラシックを解説。聞き手のピアニスト大野由加さんの演奏とともにお楽しみください。
その他、12月7日(日)には戸室リサイクルプラザで「メリクリ・カフェ「クリスマス!ハンドメイド&カフェ」」、金沢勤労者プラザで「クリスマスおもてなし料理教室」、石川県女性センターで「親と子のクリスマスのつどい」、城北児童会館で「もちつき会」が行われます。親子で参加してみてはどうでしょうか。それでは。