まちネタ

街を盛り上げるということ。

人と街をつなぐコミュニケーションツール。

金沢レンタサイクルまちのり。

 

本日はなかなか良い天気だった金沢。風は冷たいものの、雨や雪の無い日は通常通りご利用いただいております。冬の移動にも「まちのり」が定着してきているなぁと実感しております。寒さ対策をしっかりして、引き続きご活用くださいね♪

それにしても、全国的に何だか変な天気ですね。太平洋側の大都市部では大雪というのに、こちら北陸はそれほどでもありません。大雪の被害にあわれた方々には心よりお見舞いを申し上げます。一日も早く、通常の日々が戻るよう、祈念致しております。

 

さて、今回は、金沢のまちなかに関する話題を少し。

北陸新幹線開業まであと1年強となった金沢駅。新幹線ホームや駅舎の工事も着々と進んでおり、すでにガラス張りの素敵な外観を眺めることができます。その外観をみながら左手に進むと、高架下の駐輪場の中に「まちのり金沢駅Bポート」があります。

皆さん、どこから「まちのり」に登録しているのかな?と思って、過去約2万件の登録場所を調べてみると、金沢駅Bが1位、2位が東山、3位がまちのり事務局という結果に。やはり、北陸地方屈指の交通結節点であり、ホテルもたくさん立地している金沢駅周辺からご登録・ご利用いただいているお客様が多いようです。まちのり事務局にもたくさんお越しいただき、感謝でございます。

▼お目見えしたガラス張りの新駅舎とお馴染の「もてなしドーム」。

▼この駅舎に向かって左手に進むと、大人気「金沢駅Bポート」がありますよ♪

 

新幹線フィーバーにますます賑わう金沢駅周辺に対し、北陸随一の繁華街である武蔵・片町・香林坊界隈も街の変化が進んでいます。

まちのり片町ポートがある「ラブロ片町」は、来月中旬に閉店。再開発の工事が行われます。どのようなビルに生まれ変わるのか。寂しくもあり、楽しみでもある何だか複雑な心境ですな。

▼ラブロ片町は3月16日で閉店。生まれ変わるための工事が進みます。

 

ラブロ前の国道から一本入った「タテマチストリート」では、バレンタインデーを皮切りに、金沢美術工芸大学の学生さんたちが、有志で、空き店舗を活用したアートイベントを展開。詳しくは下記URLからご覧くださいね。イベントは2/23(日)まで。アクセスは「まちのり」で竪町ポートへGOですよ♪

▽カカオ狂しく人々は踊る展

https://www.tatemachi.com/news_detail.php?ID=190

10数年前は、北陸・金沢の最先端のファッションストリートとして憧れの的であった「タテマチストリート」。しかし、最近では、郊外部の開発や駅周辺の求心力の増大などによって、人の流れが変化し、空き店舗が少し目立つ状況に。そのような状況を察知し、「自分達に何かできないか?」という熱い思いのもと、金沢美術工芸大学の皆さんが商店街に持ち込んだ今回のイベント。その様子を少しのぞいてきました。

タテマチストリートの2箇所の空き店舗をアートスペースとして解放し、美大生の作品を展示。普段は賑わいを生まない空間も、学生さんのおかげで少し元気になったように感じられました。

▼まちのり竪町ポートとその向かいの会場その1

▼学生さん渾身の油絵作品が好奇心を掻き立ててくれます。

▼ベルセル前の会場2。こちらはまた違ったテイスト。

▼バレンタインにちなんだ愛らしい作品がたくさん。

※写真は、学生さんの許可を得て撮影しております。

 

主催者の学生さんいわく、「まちに元気がないのは残念。自分達の取り組みが、少しでも街のためになればと思い、企画しました。」

素直で、何気ない一言でしたが、とっても胸に響きました。

「街の活性化」といろんなところで言われますし、私たちの「まちのり」もその役割を担う一つのツールですが、まさに「言うは易し、行うは難し」の世の中。

そんな中で、自分達のスキルを活かし、自ら立ち上がった学生の皆さんに、心から敬意を表したいと思います。

こういった地道で尊い活動が、ひとりでも多くの人々の心と体を動かし、「あぁ、やっぱり金沢の街って楽しいなぁ。」と思ってもらえることが大切。それが着実に積み重なって、「街を盛り上げる」ということにつながっていくのではないかと考えています。

私たちがご提供する「まちのり」というサービスも、微力ではありますが、皆様に愛され、街を盛り上げる一つのツールとしての役割を果たせるよう、頑張っていかないといけないなぁと改めて感じました。

 

・・・今回はちょこっとセンチメンタルな内容になってしまいましたね(笑)。

「まちのり=街の利」をコンセプトに掲げた以上、自転車やベビーカーのレンタルにとどまらず、まちなかの様々な活動をマネジメントしていけるような組織を目指していきたいと思います。みなさん、頑張っていきましょうね♪

ではまた。