「こまちなみなーと2018」ざっくりレポート♪
日曜担当のmkです。
本日、醤油や味噌の生産地として有名な金沢市大野町を舞台としたイベント「こまちなみなーと2018」が行われました。
港町の文化を受け継いできた歴史ある町家や蔵が多く残る大野町は、金沢市の「こまちなみ保存地区」に指定されています。
「こまちなみ」の「こ」は、「小さい」と「古い」をかけており、金沢の伝統的景観を構成する小さくとも大切にすべき町並みということで指定されています。
「こまちなみ」+「みなとまち」=「こまちなみなーと」
大野町の特徴をうまく表現した素敵なネーミングですね。まちのり事務局としては4年前から関わらせていただいており、その様子は過去のブログをぜひご覧ください。
【2014年】こまちなみなーと:大野の人とまちに感動した二日間
【2015年】まちのりで工房&ギャラリーめぐり
【2016年】まちのりに乗って大野の町を撮ってみなーと
【2017年】自転車提供(残念ながら当日参加できず。。。)
今回は、「金石大野レンタサイクル」に関わる身として、その様子をざっとご紹介したいと思います。
▼まずは「かないわ銭五」の拠点を訪問。
▼思っていた通り、こちらの拠点から自転車を借りて「こまちなみなーと」に行く女性ユーザーに遭遇!ありがとうございます!
▼ということで大野町へ。醤油の香り漂うステキな町。蔵と煙突がこのまちを特徴づけています。
▼普段は静かな通りがたくさんの人でにぎわっていました。
▼橋栄さんとこの醤油ケース。シンメトリーながら絶妙なカラーバランス。カッコいい!
▼パンフレット配布所で入手。いざ回ろう!
▼直源醤油さんのレンタサイクル拠点。あとでスタッフの方に聞くと、かないわ銭五の拠点から2台を追加したけどすべて借りられたとのこと。やはり潜在需要はありますね!
▼と、早速レンタサイクルユーザーのカップル発見!写真左手は築100年の町家。メインストリートの核です。
▼化粧品店だった空き店舗を活用してクラフト系のお店が出店。散在する空き家や空き店舗をうまく活用して多様なコンテンツをちりばめ、来街者に回遊してもらうのが「こまちなみなーと」の醍醐味。地道な調整やプレイヤーの心意気が必要となる素晴らしい取り組みです。
▼直源醤油の直江社長宅の車庫と駐車場も店舗&オープンカフェとして開放!とっても良い雰囲気!
▼こまちなみを象徴するような立派な金澤町家である直江家母屋も公開。
▼大野こまちなみ公園では飲食コーナーのほか、日吉神社の夏まつりで披露されるこども奴・奴行列の体験も。威勢の良い掛け声が響きます。
▼こちらも立派な金澤町家である川端家。休憩所+店舗として開放。ウィーガン野菜寿司はすでにほとんど売り切れ。
▼みなと橋歩道橋も休憩スペースに。良い眺めと潮の香り。
▼大野川とヤマト醤油さん、そして一人佇む女性。
▼その先には「ホホホ座」。
▼ここでもレンタサイクルユーザーを発見!
▼開放的で爽やかな風を感じられる店内。ずっと居たい!
▼フジキン醤油さんでは民謡コンサートを開催。
▼奥に入ると多くの人が民謡に聞き入っておられました。椅子が醤油ケース、舞台奥には醤油瓶の山。ヒューマンスケールで熱い空間にテンションが上がります。
▼旧石田酒店。これまた素晴らしい町家。ここには金沢で人気のカフェesnicaさんが出店。アサイーボウル最高でした!
▼続いて「ぎゃるり・いっかん」さんへ。中村さんご夫妻が営む素晴らしい陶房。個人的な話ですが、我が家の表札も焼いていただきました。今回もカフェメニューを提供。
▼かわいいネコちゃんたちが迎えてくれます。エントランスは耐火レンガを敷き詰めた重厚で居心地の良い空間。
▼奥さまがつくる「秋パフェ」を堪能!いったい何種類のフルーツや野菜、ナッツが入っているんだろうと思い聞いてみましたがご本人もわからないほど!笑。ラスト1個を有り難く完食。ご馳走様でした!
▼ネコの中には角砂糖。眺めるだけでも癒されます。
▼そこから徒歩10分ほど、旦那さんがロクロ体験をしている釜場へ移動。
▼なんとここでもレンタサイクルユーザーのカップルが登場!毎回違う方々。決してヤラセではありません!笑。
▼中ではロクロでつくった自分の作品に絵付けをしていました。
▼中村さんの素晴らしい手ほどきにより、初めてでもこのとおりの上達ぶり。
▼奥には登り窯が。これを使用する際には三日三晩稼働しっぱなしであり、薪を入れ続けないといけないのでかなりの重労働とのこと。しかし焼き上がった時の感動は格別でしょうなぁ。
▼続いて宅間さんとこの「たくまポタリ―」へ。
▼こまちなみ保存建造物に指定された三津守家工場・蔵を工房として活用。今回はアクセサリーやアパレルの店舗がシェア出店。
▼宅間さんのうつわたちを眺めるだけでも楽しくなります。
▼こちらはもろみ蔵横の「大野ものづくり研究所」。ガラス工芸作家の市川さんが「スタジオ・プラスG」として長年にわたり醤油蔵を活用されています。
▼毎回、趣向を凝らした体験教室を開催。自分だけのアクセサリー等をつくることができます。
▼橋栄醤油みそさんのところでは子どもたちが楽しめるコンテンツを提供。醤油・味噌を入れる桶を活用した玉入れなど、シンプルだけどハマる遊びに子どもたちも夢中!
▼帰り際に再度レンタサイクル拠点を見てみると、何やらカメラマンさんが自転車を撮影。どこかでニュースになったのでしょう!
以上、こまちなみなーと2018のざっくりレポートでした。これでもほんの一部であり、全体像をうまく伝えきれないほど充実した素晴らしいイベントです。百聞は一見にしかず。ぜひ来年は皆様も実際に足を運んでみてくださいね。その際は電動アシスト自転車「まちのりハイブリッド」などもぜひご活用ください。
大野町の皆様、今回も貴重な体験をありがとうございました。お疲れ様でした!またぜひご一緒させてください!
ではまた。