「BICYCLE CITY EXPO 2018」に出展しました♪
日曜担当のmkです。
5/29-30の二日間に渡り、東京ドームシティ・プリズムホールで開催されましたイベント「BICYCLE CITY EXPO 2018」に出展してまいりました。昨年の同イベントのリポートはこちら。
自転車活用推進法の施行に合わせて昨年9月に初開催された本イベント。今回は前年を上回る89社の出展があり、二日間で約3,500が来場。我々のブースには約350人の方々にお立ち寄りいただきました。
今回はその様子とシェアサイクル関連の最新情報についてざっとご紹介します。
▼「BICYCLE CITY EXPO 2018」には国の自転車活用推進本部など多くの団体が後援。
▼自転車部品の世界企業であるシマノさんをはじめ多数の企業が出展。にわかに盛り上がりを見せる自転車施策への関心の高さがうかがえます。
▼こちらが我々のブース。多くの方々にお立ち寄りいただき、シェアサイクル「まちのり」の運営方法やコスト、運用上の課題など具体的な質問を多数いただきました。今年3月で丸6年となった「まちのり」は我が国のシェアサイクルの草分け的存在。近年、様々なシステムが台頭してくる中での今後の展望も含めて意見交換させていただきました。
▼こちらは「まちのり」のシステム開発を担当する株式会社株式会社ペダルさんのブース。金沢市をはじめ川越市や姫路市での導入実績を活かし、車載型の新たなシステムを開発中。自転車のロックをQRコードの読み取りや端末機からの遠隔操作で解錠できるシステムであり、満車時返却の解除の簡素化など運営上の大きな効果が期待されます。すぐにでも金沢で実用化を!笑。
▼こちらは、まちのりの兄貴分的存在である「ポロクル」を長年運営している株式会社ドーコンさんのブース。今回は経路検索エンジン「駅すぱあと」を開発する株式会社ヴァル研究所とタッグを組み、経路検索上にシェアサイクルも表示される複合経路検索サービス「mixway」をお披露目。海外では複数の交通モードを組み合わせて経路案内ができる「mobility as a service」(MaaS)という概念が急速に普及していますが、我が国では初の試み。是非とも金沢でも!
▼新たなシェアサイクルシステムが多数出展する中で、一際大きな存在感を示していた「PIPPA」さんのブース。仕組みは中国発のモバイクやofo、シンガポール発のObikeと同じく、自転車の車体に設置されたQRコードをスマホアプリで読み取り解錠・利用するタイプ。ピッと読み取ってパッと利用できるからピッパ。板橋駅周辺部ではすでに稼働しているほか、今後は宮崎市や京都市でもサービス提供するとのこと。着実にシェアを伸ばしています。
▼試乗コーナーでPIPPAの電動アシスト自転車を体験。かなり快適な乗り心地でした。
▼こちらは中国発のofoさんのブース。北九州市や和歌山市など複数自治体でサービスを開始しており、徐々に広まりを見せています。個人的には自転車のサドルが油圧式で上げ下げしやすい点が気に入っています。すでに世界各国で1億人以上のユーザーを抱えるグローバルブランド。日本での躍進が期待されます。
▼こちらは駐輪機器の製造等を手がける株式会社陽報さんのブース。太陽光パネル型の非接触充電ラックをお披露目。どこもバイクシェアさんと共に開発・普及に注力されているとのこと。電動アシスト自転車をシェアサイクルとして活用する際の一番の難点はバッテリーの交換・充電。この非接触充電システムが安定的かつ安価に提供されるようになれば、シェアサイクルの利便性は格段に上がるかもしれません。
▼こちらはアジア総合研究所さんのブース。こちらも非接触充電システムを展示。中国製で欧米諸都市ですでに稼働しているというシステム。国内でも鎌倉にてテスト中とのこと。日本語が流暢なスタッフの方曰く、自転車とラックのセットでも国内の車載型システムに比べてかなり安価とのこと。また、システムありきではなく、機器類のみ提供することも可能とのこと。設置も簡単で良くできたシステムだと感じました。
▼こちらは丸紅情報システムズさんのブース。一般の自転車を簡単にシェアサイクルにできてしまうシステムを開発中。ボタン電池で稼働する小型・省電力のBluetoothを活用し、利用者のスマートフォンアプリと連動させて自転車の位置や利用状況等を特定する仕組み。自転車もまさにIoTとして活用される時代。しっかりと最新動向を掴み、うまく利活用していきたいと思います。
▼こちらは石川県さんのブース。いしかわ里山里海サイクリングルートを大きくPRされました。
▼自転車活用推進本部のブース。自転車活用推進法が施行されてはや1年が経過。同法に基づく自転車活用推進計画はパブリックコメントを終えてまもなく閣議決定の方向。省庁横断的な自転車施策の展開が大いに期待されます!
▼最後に、ご来場いただいた皆様との被り物シリーズを一挙公開!まずはポロクル事務局の熊谷さん。「私が一番似合う!」と豪語されているだけあって、被り物史上最高のアンニュイな表情!笑。いつもありがとうございます!
▼NPO法人自転車活用推進研究会の内海さんにもかぶっていただき感無量!四日市市の平野市議や株式会社ドーコンの奈良さんを交えてみんなでキープレフトのポーズ。ありがとうございます!
▼建設コンサルタンツ協会「若手技術者の会」でともに活躍する久保さんの素敵な笑顔!お忙しい中ありがとうございました!
▼同じく「若手技術者の会」で活躍中の本間さん&今野さん。こんな素晴らしい仲間に恵まれ嬉しい限りです。いつもありがとうございます!
▼自転車の活用推進に向けた有識者会議の委員であり、モビリティジャーナリストの楠田悦子さん。ノリノリでかぶっていただきました。感謝感激です♪
▼大阪の自転車施策を牽引されている総合調査設計の笹井さん。まちのりブログもご覧いただいているとのこと。いつもありがとうございます!
▼広場ニストの山下裕子さんと九州大学の高尾先生にもご来場いただきました。最高の笑顔!いつもありがとうございます!
▼京都市立大学の藤本先生まで!いつもありがとうございます!
まちのりスタートからはや7年目を迎え、自転車施策全般に携わってから10年超が経過。この間、全国各地の志を同じくする皆様と出会い、共に歩んでまいりました。
「熱き志をもつ人との繋がりこそが一番の宝」
そう実感することができたとても有意義な二日間でした。ご来場いただいた皆様に、改めて感謝申し上げます。これからも頑張ってまいりましょう!
ではまた。