まちネタ

まちのりで金沢の「涼」を感じましょ~☆(中央公園・四高記念館)

金沢のまちが、もっと好きになる。
金沢レンタサイクルまちのり。

いや~~、夏真っ盛りですなぁ~☆
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
わたくしは最近、ロンドンオリンピックと娘の早朝ラジオ体操のおかげで、ちょっと寝不足気味でございます(-_-)zzz
表向きには、「まちのり」と「ベビのり」の新展開のことを考えると夜も眠れません。。。ということにしておきましょう(笑)。
我らが日本選手団の頑張りに負けじと、まちのりスタッフもチーム力で頑張っております。

さて、今回は、「涼」を求めての旅パート2!
今日は「香林坊ポート」すぐ近くの「中央公園」と「石川四高記念館」をご紹介。

▼香林坊ポートはふらっとバスのバス停の真横っす。
 

▼写真左側に中央公園&四高記念館あり。
 

自転車を香林坊ポートに返却する前に、まずは中央公園をおんぼらぁっと一周。
すると、水が流れ落ちる涼しい音が聞こえてきます。
へぇ~、こんなところがあったんかぁと新たな発見。
用水に続き、まちのり「涼」スポットに認定ですな☆

▼あー涼しく感じるなぁ~。
 

それにしても、外の直射日光は暑すぎる!
ということで、すぐ近くのカッコいい赤レンガの建物へ。
これが噂の「石川四高記念館」です。

▼石川四高記念館(横から)
 

「四高」ってことは、一高~三高もあるってこと??と思ったあなた!鋭いですねぇ。
その通り。いわゆるナンバースクールの一つで、由緒正しきルーツがあるのです。
旧制高等学校のうち、明治期に創設された一高~八高までの8つの学校は、政界などに多くの優秀な人材を送り込み、後発の学校よりも優位であったことから、他の学校と区別し、特別に「ナンバースクール」と呼ばれるようです。なるほど~。

一高=第一高等学校 → 現在の東京大学
二高=第二高等学校 → 現在の東北大学
三高=第三高等学校 → 現在の京都大学
四高=第四高等学校 → 現在の金沢大学
五高=第五高等学校 → 現在の熊本大学
六高=第六高等学校 → 現在の岡山大学
七高=第七高等学校 → 現在の鹿児島大学
八高=第八高等学校 → 現在の名古屋大学

これをご覧いただいただけでも、「へぇ~そうなんやぁ」という感じですよね。
この中でも、最も初期の明治19年に創設されたのは一高~五高。
東大や京大と肩を並べる名門校としての生い立ちを有していたとは!
金沢大学出身のわたくしも、ちょっと誇り高い感じになっちゃいます(笑)。

この伝統を今に受け継ぐ重厚な赤レンガの建物。
この建物は、明治24年(1891年)に建てられたもの。
もう120年も経ってますが、窓枠のアーチや煙突がとってもモダンですよね。
建物の中も、木製の階段や廊下入口のアーチが目を引き、タイムスリップした気分。
そして、冷房がきいていてめっちゃ「涼」しいのです♪

▼四高の先輩たちの銅像。
 

▼一歩入るとレトロな雰囲気。
 

▼廊下がお気に入りなのでアップに☆
 

「記念館」ということで、中は展示コーナーなどがあり、四高を通じて金沢の歴史や文化を感じることができます。
金沢の三文豪:泉鏡花、徳田秋声、室生犀星など、石川県ゆかりの文学者の資料を展示した「石川近大文学館」も併設。
まちのりタイムの合間に、「涼」を感じながら、金沢の歴史・文化に触れてみませんか??

▼建物の中は学びと交流の空間
 

 

  
 
 

 

18か所のポートで好きな時に借用・返却できるのが「まちのり」の魅力。
各ポートの近くには、「涼」を感じられる空間や施設が必ずあります。
うまく休憩しながら、あるいはバスなどの公共交通と併用しながら、金沢のまちを楽しく快適に巡ってくださいね♪

それではまた。