第4回まちなか回遊ツアー(前編)
寺院群の細い路地を駆け巡る! 金沢レンタサイクルまちのり
本日と明日2回に分けて、先日23日(祝・火)に開催された「第4回まちなか回遊ツアー」の模様をご紹介♪
ブログ読者のみなさんも、ツアーに行った気分で☆
今回のテーマは”東山・卯辰山山麓寺院を巡る”です♪
それではスターとぉー!
まずは、最高の秋晴れの中、まちのり人気NO.1東山ポートに参加者集合!
今回は細街路を回るということで、いつもより少なめ10名でのツアー
▼ツアーガイドを務めて頂きます香村先生(元近代文学館館長)の挨拶でツアーの開始♪
さあ!ではスタート☆といきたいところですが、今回のテーマはまさに先生の”ド真ん中ストライク”
その場で、早速ひがし茶屋街や、主計町茶屋街の歴史などの解説が始まりました。皆様香村先生が講師なので!と参加された方もいて、メモを取りながら真剣にお話しを聞いてました☆
もともと望楼を備えた櫓として、大正時代に建造されたが、老朽化のため上部を切断したことで、とても独特な形状で現存してます!
浅野川大橋を渡り、いよいよ「まちのり」での回遊をスタート!
抜ける青空の中、鏡花の道を疾走し「梅の橋」へ
予定のチェックポイントではないのですが、先生の”とまれー♪”の声でストップ☆
この付近には、昔”おやま座劇場”なるものがあり、対岸のお金持ち達が、上流の天神橋と下流の浅野川大橋を渡って回ってくるのが、面倒くさいとのことで、お金を出し合って、この「梅ノ橋」を造ったそうです。
なかなか勉強になります!
何故”梅”なのか?それは金沢には浅野川ともう一つ犀川が有名ですが、そこにはすでに桜橋があったため、「じゃあ梅だろう!」との発想だそうです。
こんな感じで、普段じゃ聞くことのできないお話が盛りだくさんで、参加者からも笑いありで楽しんでもらってます。少しはツアーの雰囲気を感じて頂けましたか?
とりあえず、すべて解説していくと長くなるので、ここからは足早に(笑)
▼天神橋は、昔アーチ型でしたが大雨で橋脚が壊れたそうです。今でも河川内には、橋脚の基礎が残ってます。分かりますかー!?
さあいよいよ、天神橋を渡り、了願寺左の小道を進むと、寿経寺の前に出ます
▼寿経寺は”泣きの一揆”で知られる卯辰山!その犠牲となった首謀者7人衆を祀った「七稲地蔵」で有名
▼次に向うは、加賀藩祖前田利家公を祀った「宇多須神社」
ここは”金沢の五社”として五社めぐりは非常に有名ですが、結婚式も良く行われるとても素敵な寺社になります。ひがし茶屋街のメイン通りの奥に位置し、観光客も良く参拝に訪れます♪
続いては、細い路地や坂道を、自転車に乗って、降りて、押して「蓮昌寺」へ
▼細い路地を進めるのも、自転車ならでは☆
▼蓮昌寺は、なんといっても金沢三大仏の一つ「釈迦如来立像」☆
高台に位置し、眼下には素敵な街が見える「蓮昌寺」
正門には、”おっ○い”なるものがあり、幼少の泉鏡花が舐めたとか舐めないとか...真相はいかに(笑)
ということで、本日のブログはここまで!
この後、後半は自転車を卯辰山麓苑に停め、全性寺や妙国寺などなど....
土壁の塀が連なる、江戸時代にタイムスリップしたかのような、楽しい徒歩散策の始まりです。
それではまた明日!