21ビで「家」を観る
金沢レンタサイクルまちのり。
私は先週、21世紀美術館で「家」を観てきました^^
「家」と言ってもただの家ではありませんよ~
光を通す、半透明な薄布で作られた家なんです!
ということで
今日は現在21世紀美術館で開催中「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」のご紹介です^^
ス・ドホは韓国に生まれ、現在はニューヨークやロンドンを拠点に活動するアーティストです。
「空間をスーツケースに納めて運ぶ」という発想から始まったス・ドホの作品は
「家」を光を通す半透明な薄い布で作られていて、立体的で人が入れるほど大きなサイズなんです。
21ビでは単にその家を観るだけではなく、実際に入ることができますよ!
その作品は本当の家が透けたかのように精巧で、ドアノブやキッチン、お風呂屋トイレの作りを見ると思わず
「お~!」と声が出でるほど(私だけ?)
もう1つの注目は、「墜落星」という作品。
この作品は薄布ではなく、3階建てアパートが真ん中で切断されて展示されています。
しかし、切断された部屋の右側半分は半壊状態。
これは何事?と思いながら、作品の裏に回り込んでみると・・・
なんとパラシュートで降りてきたス・ドホの実家が突っ込んでいるんです!衝撃的すぎる・・・!
ちなみにそのアパートはス・ドホが渡米した時に最初に住んだアパートらしく、
韓国からアメリカにやってきた時にス・ドホが感じた異文化の衝撃を表現しているようです。
なるほど~!
撮影禁止なので作品を見せられないのが残念><
ご参考までに21ビの「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」のページをご覧ください。
▼21世紀美術館HP
https://www.kanazawa21.jp/
※「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」は3月17日まで開催
作者の深い意図は分からずとも、作品を観てどういう意味だろう?何を感じていたんだろう?
と考えるのは楽しいですよね。21ビに来るとアーティスティックな気分になれます(笑)
伝えたいことはいっぱいありますが百聞は一見にしかず。ぜひ行ってみてください!
もちろん、まちのり で☆
by Sue