まちのりスタッフブログ

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「第7回全国コミュニティサイクル担当者会議」に参加♪


  • コミュニティサイクル
  • 2017.03.19

日曜担当のm.kです。

今回は、3月15日(水)に都道府県会館にて開催された「第7回全国コミュニティサイクル担当者会議」の様子についてお届けします。

平成23年2月に第1回が開催された本会議も、今回で7回目を迎え、国内でも多拠点型の「コミュニティサイクル」が少しずつ定着してきているように感じます。

平成23年当時、「まちのり」はまだ社会実験を終えたころであり、ICTを活用した新規事業として本格導入している都市は「環境モデル都市」の認定を受けて環境省の補助金を活用した富山市「アヴィレ」や北九州市「シティバイク」、民間事業としての札幌「ポロクル」の3都市くらいだったと思います。そのほか、横浜市などでは長期社会実験が行われ、少しずつコミュニティサイクルの機運が芽生えてきた時期でした。

それから約6年、国交省都市局調べでは全国87都市でコミュニティサイクル事業が展開されており、「まちのり」もおかげさまで今月24日で5週年を迎えます。

平成23年以降、年1回のペースで継続開催され、毎回参加している「全国コミュニティサイクル担当者会議」の様子については、過去のブログでも触れてきました。よろしければ併せてご覧くださいね♪

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▼都道府県会館で行われた「第7回全国コミュニティサイクル担当者会議」。会場には、北海道から沖縄まで、全国各地から約180名の方々が参加されました。すごい関心の高さ!

 

▼プログラムはこちら。

 

▼はじめに、主催者である国土交通省都市局街路交通施設課の渡邉課長よりご挨拶。

 

▼続いて、いつも大変お世話になっている地球の友・金沢の三国成子さんより基調講演。テーマは「まちづくりとしての自転車交通を考える」。まさに、全国各地で自転車まちづくりが展開されており、タイムリーなご講演でした。

 

▼約20年のフライブルグ訪問から抱き始めた日本の環境施策・自転車施策への関心から、今日に至る取組まで、とても中身の濃いお話をいただきました。

 

▼三国さんのポリシーである「人中心の交通体系」の必要性を示されたスライド。老若男女やハンデの有無に関係なく、誰もが移動するために様々な交通手段を選べることが最重要であり、自転車はあくまでもその一つのツール。しかし、自転車の目線でみると今の道路交通事情の問題点や今後の方向性が見えてくる。とても貴重なご指摘をいただきました。

 

▼まちのり事務局もご一緒させていただいた「金沢サイクリングツアーin直江谷」の様子も。まちのりハイブリッドの写真もばっちり映し出されました。自転車を使って五感でまちや自然を楽しむ取組が全国各地で増えており、健康や教育の面でも大きなメリットを発揮していることが示されました。三国さん、お疲れ様でした。ありがとうございました!

 

▼続いて、街路交通施設課の栗田企画専門官より「コミュニティサイクルの取組等について」と題し、全国各地のコミュニティサイクルの動向についてお示しいただきました。導入都市が87都市となっている現状や、公共交通として利用されるための様々な工夫、管理運営面での課題等、実施主体へのアンケート結果等から得られた幅広い知見をご紹介いただきました。

詳細は、こちらのホームページで今後資料が公開されるはずですので、ぜひご確認ください!

 

▼栗田専門官、貴重なデータのご発表ありがとうございました。

 

▼小休止を挟んで、参加団体からの発表。まず最初は、鹿児島市コミュニティサイクル「かごりん」昨年6月に体験記を記しましたので、ぜひご覧ください♪

 

▼鹿児島市環境政策課の白石さん。とても熱く楽しいご発表で、この事業にかける思いや、この事業を通してまちを良くしたいという熱意がひしひしと感じられました。さすがは生みの親である西園さんから魂を受け継いだ男。ぜひ「まちのり」とも何か連携したいですね♪

 

▼鹿児島市が取り組んでいるサイクルポート増設への補助事業。民間事業者がサイクルポートを購入・設置する際にその1/2を補助する仕組みが創設されるようです。素晴らしい!!!

 

▼2つめの発表は横浜市。東京都心の自転車シェアリングと同じシステムをドコモバイクシェアが運営。とても面白かったのが、GPSデータを用いた都心への滞留状況の分析。ドコモバイクシェアの自転車にはGPSがついているので、そのビッグデータを活用すれば、都心部での様々な自転車の動きを把握できます。

これまた詳細は、こちらのホームページで公開されるであろう資料でご確認ください!

 

▼横浜市都市交通課の竹本さん。大変興味深いご発表をありがとうございました!

 

▼3つめは、都心6区の自転車シェアリングについて。現在、国内最大のサービスを誇るこの事業は、自転車約3300台、ポート250箇所に成長。今後も大田区や渋谷区なども導入を検討中とのこと。しかし、この巨大化するサービスの利用実態はどうか?とても興味深い内容でした。1日1台あたりの利用回数はすでに3回を超えており、バスや鉄道・地下鉄を補完する公共交通としての拡大・充実が期待されます。

これまた詳細は、こちらのホームページで公開されるであろう資料でご確認ください!

 

▼港区交通対策担当課長の西川さん。6区が参画する「自転車シェアリングにおける相互乗り入れに関する検討協議会」の会長を務めておられる立場から、広域実験による成果を中心にご発表いただきました。

 

▼最後の発表は、日本交通計画協会のより、国内外における最近のコミュニティサイクル事情について。

 

▼日本交通計画協会の三浦さん。コミュニティサイクルを「公共交通」として機能させていくことの重要性や、管理運営面における課題などについてたくさんの示唆をいただきました。

 

▼最後は恒例のポスターセッション。港区、横浜市、金沢市、姫路市、鹿児島市、NPO法人ポロクル、エムシードゥコー、栄ミナミエリアマネジメント社会実験協議会(名古屋市)、日本交通計画協会が出展。各都市の行政関係者やメーカー、コンサルタントなど、楽しく充実のコミュニケーションの花が咲きました。

 

▼金沢市歩ける環境推進課の小木さん、今井さん。ポスターを前にいろいろとご説明いただきました。お疲れ様でした!

 

以上、ざっと会議の様子をお届けしました。

再三お伝えしましたが、会議資料はこちらのホームページで公開されると思いますので、興味のある方はぜひご覧いただき、コミュニティサイクルの国内最新情報をチェックしてみていただければと思います。

後発の各都市の勢いに負けず、我々「まちのり」も進化を続けてまいります。6年目もよろしくお願い致します!

 

<おまけ>

▼御徒町・上野界隈でひそかに小規模でスタートしている自転車シェアリング「Hallo Cycling」。なんと、ソフトバンクの関連会社が新規事業として立ち上げたシステム。実際に使ってみると、様々な工夫がなされています。詳しくは来週以降の日曜日に♪

 

by m.k

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